1. 第七十一候 水沢腹堅 さわみずこおりつめる

  2. 第七十候 款冬華 ふきのはなさく

  3. 第六十九候 雉始雊 きじはじめてなく

  4. 第六十八候 水泉動 しみずあたたかをふくむ

  5. 第六十七候 芹乃栄 せりすなわちさかう

  6. 第六十六候 雪下出麦 ゆきわたりてむぎのびる

  7. 第六十五候 麋角解 さわしかのつのおつる

  8. 第六十四候 乃東生 なつかれくさしょうず

  9. 第六十三候 鱖魚群 さけのうおむらがる

  10. 第六十二候 熊蟄穴 くまあなにこもる

  11. 第六十一候 閉塞成冬 そらさむくふゆとなる

  12. 第六十候 橘始黄 たちばなはじめてきばむ

タチツボスミレ

如月の別名は小草生月(おぐさおいづき)。名もわからない ちいさな種々(くさぐさ)が懸命に芽を出し、やがて大きな緑に変えていきます。

都会ではアスファルトやコンクリートの隙き間など、どうしてこんなところにと思うような場所にスミレが咲いています。

スミレはある程度、種を飛ばす力を持っていますが、その種をアリがさらに遠くに運んでいます。種にはアリが大好きな美味しいもの、エライオソームが付いています。

アリは巣に運ぶ途中で運よくエライオソームがはずれると置いていったり、ゼリーを食べたあと巣の外に種を運び出します。

アリたちの小さな行いが翌年、思いがけないところで 見つける濃い紫の、可憐な花となって咲いています。スミレだけでなく、カタクリなど春の妖精の多くがアリの力を借りています。『和暦日々是好日』2014年より

ホンスミレ/コスミレ

アカネスミレ/ヒメスミレ

アツバスミレ/エイザンスミレ

ニョイスミレ/ヒナスミレ